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兵器事典…らしきもの
このサイトが開設したごく初期に作った「兵器事典」。このサイトのミリタリー色が薄れるにつれ忘れ去られたコンテンツと化していました。サイト改装ついでに削除してしまおうかとも思ったのですが、それはそれで寂しいのでほぼそのまま1ページにまとめて再アップしました。
まあカンタンに解説しているので本格的な解説とは程遠い物です。気楽に見てくださいまし。どちらかといえば「なんでこんな作品に登場したんだ」的なモノを優先的に作ってました。
シャーペンでサッサと書いた不正確さ爆発の絵付きです。こんなヤツですが、もしよければどうぞ。

●IV号戦車 〜第二次大戦モノなら必ず(?)登場する中戦車〜
●ティーガーI 〜あらゆる作品に登場する伝説の重戦車〜
●T-35重戦車 〜見掛け倒しの多砲塔重戦車〜
●90式戦車 〜特撮でお馴染み、陸上自衛隊の最高額最新鋭戦車〜
●ハリアー 〜缶コーヒーのCMにも登場した垂直離着陸機〜
●F-14トムキャット 〜ジェット戦闘機の代名詞?大人気可変翼戦闘機〜
IV号戦車
 これぞ戦車!という感じのする戦車。実際、第二次世界大戦でドイツが主力として使用したのだから戦車史的にも重要な戦車。名前がIV号と言うだけあって第一次大戦後にドイツ軍が制式化した4番目の戦車で(ちなみに差罎泙任△) 一見すると典型的な戦車の形状をしているが、砲塔の形状等はなかなか複雑なカタチで描くのがめんどくさい。

 後述するティーガー重戦車と異なり、攻撃・防御・機動力をバランスよく持たせた設計思想であったが、大戦後期には力不足は否めなかったようである。生産時期により多数のバリエーションがあり、代表的なのは長砲身75mm砲を搭載したH型。 兵士達から親しみをこめて「軍馬」と呼ばれ、終戦まで使用された。上の図もH型だが、実際は車体側面と砲塔に「シュルツェン装甲」という大きな増加装甲板を取り付けている。初期の短砲身型から末期の簡易生産型まで、その多彩なバリエーションは戦争の流れを身をもって表しているのかもしれない。

 この戦車はゲームにも多数登場し、意外なところでは、アリスソフトのPCゲーム「大番長」に登場して生身の学生相手に主砲をぶっ放してくる(笑)。
ティーガー
 最も有名な戦車は何か…その答えの1つがこのティーガー戦車かもしれない。 上記のIV号戦車と同じようにVI号戦車という名前も持つ(というかティーガーは愛称)。タイガー戦車、ティーゲル戦車、虎戦車…とまあ日本では色々呼ばれている。 第二次世界大戦においてドイツが使用したこの戦車は、数々の戦果に彩られており、「戦車の王」的扱いをされることが多い。

 分厚い装甲で砲弾を跳ね返し、強力な88mm砲で敵戦車の装甲をあっさりと貫く。相手から見れば恐怖以外の何者でもなかったであろう。 事実、25発の砲弾と227発の銃弾、そして3つの地雷を踏みながら、回収・修理により蘇った車両もいたという…むしろくらった弾数を数えた人も凄いと思うが(笑)。
 しかしその裏には弱点もある。というかかなり多い。特に57tもの重さ(ちなみにその辺走ってる小型乗用車は1tぐらい)からくる機動性の低さと故障のしやすさは大きな問題であった。さらに製造コストが高く、数を揃えられなかった。
この設計思想を更に進化させたティーガーII、ティーガーIをベースに巨大なロケット砲を搭載したストームティーガー等、化け物的な戦車のベースとなったティーガーも、歴史の波には抗えず、ドイツ第三帝国と共に消えていった。

 戦車の中でも圧倒的な知名度を誇り、ゲームにも多数登場。この戦車を主役にした戦記もの小説やマンガも多く、戦車のイメージ映像としてこの戦車が登場することもある。変わった登場作品といえば「陸上防衛隊まおちゃん」の"みーくん"、前記の弦羸鐚屬汎韻犬「大番長」にも登場している。探せばまだまだ変なところに登場しているかも。
映画にもよく出てくるが、実物はあまり現存していない為出てくるのはレプリカか模型が殆どである。まあ、このことは他の旧式兵器にもいえることだが…。しかし連合国側を視点にした映画だとまさに「化け物」といった描写がされていて、当時いかに恐れられていたかが良くわかる。
T-35
 え〜…はっきり言います。このマイナーな戦車を紹介する理由は管理人の趣味…要するに「多砲塔とか好きだから!!」。 …さて、本題に入りましょう。この戦車は第一次大戦〜第二次大戦の間である1933年にソビエト(今のロシアですね)で製造された「多砲塔重戦車」です。

 多砲塔戦車とはその名の通り、戦艦のように多数の砲塔を装備した戦車でイギリスのインデペンデント重戦車やフランスの2C重戦車等、当時各国が開発しましたが、本格的な量産を行ったのはソビエトだけでした。
 このT-35は主砲塔・副砲塔×2・銃塔×2の合計5つを備えた迫力ある戦車です。武装の数も多く76.2mm砲×1・45mm砲×2・機関銃×6という重武装で、武装が多い分、乗員は10名!当時の一般的な戦車の2倍の乗員数です。歩兵と共に進軍し、砲で対陣地や対戦車戦闘、機銃で対歩兵戦闘を同時にこなすという欲張りな戦車でした。…とここまで聞くととても強そうですが、武装が多い分重量が増え、機動力は低下。タダでさえ重いので、装甲は薄くせざるを得ない。さらに、戦車長が5つの砲塔を指示するのが大変…と問題山積みで早いハナシが、弱かった!!!
 結局たいした活躍をしないまま、戦史に埋没していきました。しかし、この教訓は生かされ、後のKV重戦車(第二次大戦初期に活躍した重戦車)で実を結びます。また、あるゲリラ部隊に鹵獲されたT-35はその威圧的な外観から部隊の象徴的な扱いを受けていたようです。

 さて、ここで紹介するからには一応ゲームに出てるということです。まずはリアルな方面から。PSソフト「PANZER FRONT」の「打撃軍」というミッションで友軍戦車として登場しますが…圧倒的弱さを発揮!!砲弾一発でも食らったら壊れます(コイツを守りきると高得点が貰えるらしいが、私には無理だ…)。
 しかし!PSソフト「コンバットチョロQ」では、威圧的な外観を買われたのかストーリー上のラスボスとして登場!こちらはラスボスなので無駄に強いです。ちなみに続編の「新・コンバットチョロQ」ではちゃっかり肖像画(?)が飾られてます。
90式
 自衛隊が装備する主力戦車の中では(2004年現在)最も新しい車両。陸上自衛隊の装備品(法律上兵器ではない)は○○式という名前がついているが、数字は制式化された年度を表します。つまりこの戦車は1990年に制式化された戦車ということ。わかり易いですね。

 主砲はドイツのラインメタル社製120mm滑空砲で、ドイツのレオパルド2やアメリカのM1A1エイブラムスと同じモノ。120mm滑空砲搭載した戦車の中では比較的小型で、全高も低く抑えられている。
 諸外国の主力戦車に比べて、特殊な装備と言えば自動装填装置と方向指示器(ウインカー)が上げられる。自動装填装置の採用で乗員は3名と少なくなるが、機械の信頼性が問われるので、他に自動装填装置を搭載している同世代の戦車はロシアのT-80やフランスのルクレール等あまり多くは無い。ウインカーが付いているのは、あくまで一般公道を走る車両扱いなので。一応、交差点を曲がる時はウインカーを出さなければならないし、赤信号では止まらなくてはいけない。最高速度70kmなので法定速度違反も十分に可能である。
 値段が高くなかなか配備が進まないのが最大の弱点である(1両約8億円ナリ)。
 見た目は曲面の多い74式戦車と違って直線基調の無骨なデザイン。これは装甲の材質が固すぎて加工が難しいのが理由らしいが、おかげで描くのはラク。

 自衛隊戦車の宿命というか義務である特撮映画への出演の他に、機動警察パトレイバーにも登場。というか現代日本で戦車を出そうとすると90式か74式を出すしか無いのだから、他のアニメ、マンガにも登場しているハズ…。知り合いによれば「アキハバラ電脳組」「無敵王トライゼノン」「BLUE SEED」にも出てたそうです。これからも日本の戦車の定番として登場作品はどんどん増えることでしょう。
ハリアー
 イギリスのホーカー・シドレー社が開発した垂直離着陸(VTOL)機。垂直離着陸機として実用化された数少ない機体で代名詞的存在。英軍では「ハリアー」「シーハリアー」、米軍では「AV-8ハリアー」として導入された。
後にアメリカのマクドネル・ダグラス社がより性能を強化した「AV-8BハリアーII」を開発し、米英両国で導入され、現在に至る。
 主に対地・対艦攻撃を主任務とする。ホバリング(空中停止)能力等今までの戦闘機に無い動きが可能。また、ヘリコプターより高速なので、軽空母の戦闘能力を上げる事に成功している。
ちなみに垂直離陸はエンジンに負担がかかる・燃料消費が激しい・搭載できる兵装が限られる等の理由から、実際に使用されることは少なく、軽空母からの発艦はスキージャンプと呼ばれるジャンプ台を利用することが多いようだ。

 その独特な能力から、映画やゲームでの出番も増えてきている。例として「メタルギアソリッド2」、「陸上防衛隊まおちゃん」の“はやて"、「新世紀エヴァンゲリオン」にもちょっと登場。けっこう昔だが缶コーヒーBOSSのCMでも登場している。アメリカのアクション映画にも頻繁に出てくるらしい。 トヨタのハリアーとはたぶん関係ありませんハイ。
トム
ウチの近所に住む野良猫のトム君です…って違う!

F-14トムキャット
 ミリタリーに興味ない人でも名前だけは知っている?ジェット戦闘機の代名詞、「トムキャット」。 何故こんなに有名なのかと言うと、やはり映画「トップガン」の影響が大きいのでしょう。この映画の事を、「トムキャットのプロモーションビデオ」と言う人が居るくらいトムキャット大活躍の映画です。ちなみに私の父は灰色のジェット戦闘機を見ると「トムキャット?」と聞いてきます(日の丸のついたレシプロ戦闘機を見ると「零戦?」と聞いてきます)。それくらいのインパクトがある機体ということですね。

 さて、そろそろF-14トムキャットという機体について説明しましょう。 この機体は米国グラマン社が、空母に搭載可能な制空戦闘機として開発しました。 この機体最大の特徴と言えるのが、第2次大戦時のドイツでの研究をアメリカが引き継ぎ完成させた、VG翼と呼ばれる可変後退翼です。 早い話が、変形するんです(違)。
 合体変形大好きな日本人のハートをがっちりと掴むために…では無く、空母搭載時の格納及び、空戦能力向上の為に与えられたこの翼は、後退角20度、55度、68度及び格納用の75度に変更可能で、速度に応じて自動可変するモードもあります。カッチョイイです。
 トムキャットの搭載するAIM54フェニックス空対空ミサイルは、AWG9と呼ばれる高度なレーダー・火器管制・通信統合システムと組み合わせて、遠距離複数の目標に対し同時攻撃が可能という高性能な制空兵器!…なのですが、ここで問題がでてきてしまう。米軍の交戦規定に「攻撃に際しては目標を目視にて確認せよ」というものがあり、せっかくの高性能レーダーと火器管制システムが無駄になってしまう。そこで取り付けられたのが超高倍率カメラ!これで遠くの目標も「目視」出来る!わーい。 …目視不能な位置から攻撃できるのに、攻撃の際は目視を要する現代戦争…なんか矛盾してる気がしますが世の中そんなもんです。

 で、登場作品ですが…現代戦闘機を題材にしたゲームとかならほぼ出てきます。エースコンバット5ではパッケージになってます。何せ代名詞ですから。 まあ他にも戦闘機と言ったらコイツが出てくる可能性は大で、何処ぞのギャルゲーにも出てるとか出てないとか。
 余談ですが映画「トップガン」が公開された後、トムキャットのプラモが売れまくったらしいです。